こんにちはメンタリストのケイです。今日は多くの男性が興味を持っているであろう「女性を口説く」ということテーマにして話をしていきたいと思います。
メンタリスト流に「女性を口説く」ということを他の言葉に言い換えるなら、それは「女性に催眠をかける」と言えるでしょう。しかし、ここで早とちりをしないでください。催眠をかけるといっても、実際に振り子を取り出し「あなたは眠くな~る!あなたは眠くな~る!」といって催眠をかけるわけではありません。そんな催眠では指をパチンと弾いたとたんに相手の女性は現実に戻ってしまい、恋から冷めてしまいますからね(笑)。

では、催眠をかけるということはどういうことでしょう?
答えは「相手に夢を見せる。相手を夢の中に引き込む」ということです。観客の腕を動けなくしたり、笑いを止まらなくしたり、幻覚を見せることだけが催眠ではないのです。しかし、相手に夢を見せるにしても、腕を固めるにしても、幻覚を見せるにしても共通して必要な要素が一つあります。それは信頼関係です。催眠ではこれをラポールと呼びます。
ラポールと言っても決して難しいものではありません。対女性であれば、身だしなみや言葉使いなどの至極当たり前のことに気を付ければ良いのです。そこへ人間的な魅力や、カリスマ性、話術、芸が加わることによって、その人なりのオリジナルの催眠術が出来上がるのです。
私たちの身の回りにも催眠術の知識などなくても、周りの人を惹きつけてやまない人たちが存在します。そんな人達は皆、オリジナルの催眠術を感覚的に操っているのです。
私たちマジシャンやメンタリストはショーの最初に見せる演技には細心の注意を払います。なぜなら、そこで強烈なインパクトを与えることに成功すれば、観客は「この人は凄い人だ!」と信頼してくれます。つまり、ラポールが形成されるわけです。そうなれば、そのラポールを壊さないように次へ次へとショーを進めれば良いのですが、話はそんなに簡単ではありません。メンタリズムのショーではちょっとしたミスや、マジシャンくさい手付きをした瞬間に観客が超能力を楽しんでいるモードから一気に現実世界に引き戻されて夢から覚めてしまうことがあります。ですから、ショーの最初から最後まで観客を夢の世界に引き込み続けるには卓越した技術と準備が必要になるのです。それが言わば芸人の腕ということが出来るでしょう。

恋愛も全く同じことが言えます。せっかくラポールを形成することに成功しても、途中で油断してボロを出してしまって、相手の女性が夢から覚めてしまうことはよく聞く話です。
たとえ短い間の恋愛でも男性は最後まで相手の女性に夢を見させて、心地よく夢から覚ましてあげることを心がけたいものですね。

